卒業にあてて♡万年筆の思い出≫
カテゴリー │つぶやき
おはようございます。
そして、この春母校を巣立ちそれぞれの道に羽ばたいていくみなさんへおめでとうございます
この世に生を受けてから、現在に至るまでいろいろな思いがあったことでしょう。
その思いを胸に、今日からはまた新しい出発です。
前を見て上を見て、歩いて行く先に素晴らしい未来を
今日は、私の卒業式の思い出を綴ってみたいと思います。
万年筆の思い出
私の母は、私が物心ついたころ(いや、それ以前)から、黒いボディーの万年筆を愛用していました。
家計簿をつける時も、日記を書くときも、そして・・・手紙を書くときも。
書いている姿を横からのぞく私に「これはとても大切な万年筆だから、あなたはまだよ!」と言いながら。
私が小学生になったある日、帰宅途中に寄り道した文房具屋さんでピカピカの万年筆を見つけたの。
それは、鍵のかかったショーケースの中に入りキラキラと輝いて
淡いピンク色のボディーに小花があしらわれており、クリップと同軸部分のリングがゴールド。
母の使っている万年筆より何10倍何100倍素敵に見えたもの。
それから毎日のように友達と寄り道しては、ショーケースの中をのぞき「あれがいいね。これがいいね。」とあこがれていたの。
月日がたち、私も小学校を卒業する日がやってきた。
たくさんの思い出と共に卒業証書を持ち帰った私の机の上には、あの毎日のように見とれていた万年筆のケースが置かれていた。
今、この年になっても思い出されることはたくさんある。
私が生まれて現在に至るまで、どれだけ多くの愛に包まれていたか・・・ということ。
なかなか気づきにくいことだけれど・・・
感謝の心を持って、周りを見渡すと・・・見えてくることがたくさんあることに気づかされた。
もう一度、この万年筆を使ってみたいと思った。
みなさんにとっても、素敵な思い出の一日となりますように
物づくりの最小単位は、鉄とか木とか材料でなく人の気持ちなんですね(^^♪

こんにちは。コメントありがとうございます。
あの頃は、今と違ってほしいものをすぐ手に入れられなかったから思い入れが強かったんですね。
その分手に入れたときの喜びもひとしおで、鮮明な記憶として残っているのでしょう。
現代の物作りは、大変ですね。
感動を与えることができ、記憶に残るもの。たくさん作って下さいね♡
